本仁田山(1224m)

・ 奥多摩駅の駅舎から歩きで2時間半で山頂に立てる、お手軽登山と出かけたが、急登、急登、また急登。
 標高差900mは半端じゃない、なかなかハードな前半だった。
【山 域】 奥多摩
【日 程】 2003/11/23
【交 通】 JR
【入山地】 奥多摩駅
【コース】 奥多摩駅9:25−安寺沢登山口10:05−10:50大休場尾根11:00−12:00山頂12:40−
コブタカ山13:00−大根山の神13:55−鳩ノ巣駅14:30

新宿発7時43分のホリデー奥多摩号は

立つ人も出るほどの満員。

降りた奥多摩駅はバスを待つ人でごった返している。

それを尻目に、駅舎からすぐ右へ歩き出す。

すぐに対岸へ橋を渡り、渡って右へ折れ

上流へ向かう。

道はやがて安寺沢に沿って

山腹を舐めるように上に登りはじめる。

最上奥の民家の傍らに

本仁田山をさす道標が右を指す。

植杉林を抜けると対面に石尾根がデンと構える。

左が六つ石山、右が鷹ノ巣山か?

再び植杉林の中の急登の九十九折れ。

今日は二人だけなので、超スローペース。

息も切れず、まことに快適。

空が大きく開けてきて、尾根にたどり着く。

この尾根は「大休場尾根」。

であれば、「休憩せずにはおれまい」と、

長めの10分の休憩。

ここが大休場尾根の登り付点。

道標にフリースを引っ掛けて、花摘みに出かけた

不届きもののカミさん。
 

後から登ってきた人たちに次々追い越され始める。

夫婦連れ2組、と単独行3人に山頂までに抜かれる。

「あなた先に行って、お湯沸かしておいて」

先にいったものの、ちょっとオーバーペースに。

上から降りてきた人に「どうぞ」と道を譲られて、

写真を撮ってる振りして、その間に息を整える。

道標のところで人が待ってくれてるでしょ。

まもなく頂上、あと5分内に着けばコースタイムの

2時間半。それにしても、皆さん速いなぁ。

11:55山頂着、5分ほど遅れてカミさんも到着。


               

山頂は温度がグングン下がり、汗も冷えきて寒い。

箸もうまく使えないほど指先がかじかむ。

そうそうに下山。コブタカ山から鳩ノ巣駅に向かう。


コブタカ山は川乗山〜本仁田山縦走の中継点。

東方向が開け、川乗山から派生する

赤杭尾根が眺望できる。

コブタカ山で中国人の4人組から本仁田山の

読み方をたずねられる。「ホニタやま」と答えると、

「ホンニンタじゃないのか?」 「ホニタと読むんだ」

なぜ日本人はこうも何種類も読み方を使うのかと

怪訝な顔をされる。無理もない彼らは一字一音だもの。

さらに切明け(防火帯)にそって下る。

左手に川乗山の全容が姿を現す。

山頂から1時間ほど下る、深くおり敷いた枯葉の

疎林の向こうに、見事な紅葉のトンネルが・・。

「今年はきれいな紅葉になかなか逢えなかったけど」

「ここのは、やっと逢えたって感じね」

気持ちの良い、なだらかに下る山道を

快調に距離を稼ぐ。「もうじき山の神だ」

新しく伸びてきた林道の終点に、

見覚えのある「大根山の神」を祭る祠があった。

「この前とぜんぜん雰囲気が違っちゃったなぁ」

周りの木が切り払われて明るくなっている。

「ダイコン山の神?」うちの山ノ神が変な質問。

「ダイコン?!神への冒涜だ。鼻水ススルな。」

そこから30分、鳩ノ巣の集落が見えてきた。



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